人は死んだらどうなるのでしょうか。火葬されて、灰になればそれでおしまいでしょうか。 たしかに、肉体的には火葬されれば灰と煙になり、あとはお骨が残るだけかもしれません。しかし、人の心のなかには、いつまでも生きつづけるのではないでしょうか。 それは、亡くなった人の顔や姿を覚えているということだけではありません。その人が言ったこと、したことは、たとえふだん忘れていても、かかわりのあった人の心に刻み込まれ、さまざまな場面に現れてきます。
たとえば、朝起きたら、家族みんなが「おはよう」とあいさつしあう習慣。たとえば、必ずお仏壇にごはんをお供えしてから、朝ごはんをいただくという習慣。こうした生活習慣や言葉、考え方は、過去に生きた人々、すなわちご先祖さまから受け継いで、私たちのなかに息づいているものです。 
人は死んだらおしまいではありません。心もからだも、次のいのちのいとなみに生かされていくのです。こうして人は、誰でも死んだらご先祖さまになるのではないでしょうか。
墓石・霊園に関することなら、どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。
また、各霊園に対しての資料請求も受け付けておりますので、
お気軽にお申し付け下さい。